京都ちょっとご紹介
ガーデンミュージアム比叡
少し足を伸ばして比叡山山頂にあるガーデンミュージアム比叡をご紹介
「ガーデンミュージアム比叡」は、モネの「睡蓮の池」やゴッホの「ひまわり」、ルノワールやバジールなどフランス印象派を代表する画家たちの作品をモチーフにフランス人デザイナーが設計した庭園美術館。
南フランスの丘陵地をイメージした庭園や太鼓橋のかかる睡蓮の池、ローズガーデンなど趣向を凝らした庭園が広がる。(12月から3月中旬まで休園です)
画家たちの描いた作品をイメージした夫々の庭園には、その絵画を陶板で再現して展示。
花のしおりが入園券。
標高848mからの望む京都と琵琶湖(滋賀県)の大パノラマも素晴らしい。
わかりにくいですが眼下に広がる琵琶湖
ゲートをくぐると、一面ハーブの「香りの庭」が出迎える。
「花のトンネル」の向こうにはフランス雑貨店。
SHOP内には、ミュージアムグッズやハーブ、ガーデニンググッズなど販売されています。
調香やアロマ石鹸、フラワーアレンジメントの体験もできます。
「様々な珍しい花を間近で見るといろんな発見がある。
てんとう虫みたいなポピー、種の部分が大きすぎて重そうなひまわり、愛らしい斑点、変わった色使い、エロティシズムを感じるものなど・・・ 見飽きないものです。
「甘い香りに誘われて、蜜を求めて様々な虫たちが飛び交います。
あらゆるお花を堪能し少し疲れたら、「カフェ・ド・パリ」で休憩。
ルノワールのレシピで作られた「かぶのスープ」に焼きたてのパンをいただく。ビーフシチューもおすすめ。
デザートには甘いモンブランと厳選されたハーブティを。。 バラのアイスクリームも。
お天気のよい日には、テラスでどうぞ。
Cafeの横には「ローズガーデン」が広がる
珍しい品種もたくさん
ローズガーデンを背に大きなゴッホのモニュメントがあります。
オシップ・ ザッキン作「山野を歩くヴァン・ゴッホ」 左右から見える表情が違う。
ガーデンミュージアム内だけでなく比叡山エリア内には10数点の彫刻作品も展示しています。
・当画廊より徒歩10分の京阪三条駅よりバスで約50分。
・当画廊より徒歩10分の京阪三条駅より出町柳駅へ約5分。叡山電車「八瀬比叡山口」へ約13分。
比叡山西の玄関口であるケーブルとロープウェイを乗り継いで約10分。
(いずれも発車時刻にご注意下さい)滋賀県からも入山できます。
比叡山内シャトルバスを利用し、ガーデンミュージアムのしおりを持って(拝観料割引あり)
世界文化遺産 比叡山延暦寺へ小旅行はいかがでしょうか
最澄が山上に草庵を結んで依頼、多くの高僧を輩出してきました。
比叡山には延暦寺という堂塔はありません。山そのものが延暦寺を表しています。
自然、諸堂、そこで修行する人々、訪れる人、すべてが僧伽を形づくります。
大きく「東塔」「西塔」「横川」の三塔に分かれています。
「東塔」は、延暦寺発祥の地。重要な堂塔が集まっている。ガーデンミュージアムよりシャトルバスで約5分。
天台宗の僧侶が受戒する重要なお堂「戒壇院」、比叡山のれきしを語る上に欠かせない寺宝を一堂に集めた「国宝殿」、 国宝である延暦寺の総本堂である「根本中堂」には最澄自作の秘仏本尊薬師如来がまつられています。
本尊の前には、何と千二百年前から「不滅の法灯」が輝き続けます。
鐘も突くことができます。
「西塔」は、東塔より北に1km(シャトルバスで約5分) 。美しい中に荘厳な雰囲気が漂っている。
山上では最も古い「釈迦堂」や、聖徳太子が入山した折に杖にしていた椿の枝をさして帰ったところ根を下ろし、あたり一面育ったというのが名前の由来となった「椿堂」、信長の焼き討ちを唯一のがれた「瑠璃堂」、最近ではアーティストが庭で演奏する姿もテレビなどで見かける苔の美しい「にない堂」など見所一杯。
「横川」は、西塔より北へ4km(シャトルバスで約10分)。昔の面影を遺す聖地。
信長の焼き討ちや落雷などで焼失しましたが、再建され鮮やかな朱塗の建物が印象的。
(ちなみにガーデンミュージアム比叡は京都市内。延暦寺は滋賀県です。)
お時間に余裕があれば比叡山近辺も散策しませんか。
- 比叡山山頂にあるフレンチスタイルのホテル
ロテル・ド・比叡 - 贅沢な時間を満喫できる空間です。 レンスランのみの利用も可。ホテル内のフレンチガーデンで育てられたハーブやオリーブオイル、地元の農家から届く新鮮なお野菜を使用しているヘルシーなフランス料理です。ワインサロンも開催され(予約が必要)、こだわりのワインとその日限りのスペシャルメニューも堪能できます。眼下に雄大に広がる琵琶湖の絶景と共に楽しめます。
- 比叡山山頂にあるフレンチスタイルのホテル
- 平安時代から都人が隠れ棲んだ雅な地
京都・大原 - 大原温泉で疲れを癒し、美味しいお味噌やお漬物をお土産に。。
- 平安時代から都人が隠れ棲んだ雅な地
- 小松均美術館
- 大原の自然を愛し自給自足の生活を送り続けた日本画家。その生活ぶりは画仙人と呼ばれていました。アトリエ兼住居を改装した美術館となっています。
大原風景、最上川、富士山の三大シリーズを中心に展観している。
こよなく愛した大自然を生命力溢れるタッチで描く作品に引き込まれます。
- 寂光院
- 聖徳太子の創建。境内は平家物語の大原御幸の巻に描写されている。
- 三千院
- 苔の密集した樹林の庭が美しい。珍しい大和座りの両脇侍の阿弥陀三尊像のお姿を拝見できます。
- 延暦寺の門前町として栄えた
滋賀県・坂本 - 美しい石積みの町。坂本ケーブルは11分ほどで結んでいる。駅舎は大正ロマン漂う、国の登録有形文化財です。
幾多の激動の時代を経て静寂を取り戻し、歴史の重みを感じます。坂本蕎麦もお勧め。
- 延暦寺の門前町として栄えた
- 日吉大社
- 素朴な建築と緑が美しい。豊臣秀吉寄進の日吉三橋は、重要文化財で日本最古といわれる石橋。ここに垂れ下がる松の枝ぶりは見事。日吉大神の神使いである神猿「マサル」は、『魔が去る・何よりも勝る』 として縁起のよいものとされており、本物のお猿さん(とっても穏やかな2匹)が出迎えてくれる。
- 旧竹林院
- 延暦寺の里坊のひとつ。「天の川席」といわれる大変珍しいお茶室があり、ここでお抹茶もいただけます。
- 滋賀院門跡
- 穴太衆積みの石垣と白壁に囲まれた延暦寺門跡寺院。客殿の庭は素晴らしい。