陶と書・平面にみる 滝口 和男 展
絶侘霊素 37×117㎝
【御売約済】
滝口氏の作品が届くと、そこには作品題名などが所狭しと箱書き一杯に書かれているではないか!
作品は、激しい主張を持つ氏の秘めたる静寂の姿であった。
このたびの展覧会は、箱書きに派生する魅力をクローズアップしたもの。
氏の側面に宿る芸術を観る企画展に是非お越しくださいませ。
1953年(京都生)
作品リスト・価格等はメール、又は電話 075-255-2232 までお問合せ下さい。
蔵丘洞主人敬白
開催概要
滝口 和男展
- 日時:
- 2008.5月10日(土)~24日(土)
※会期中無休 - 会場:
- 京都・蔵丘洞画廊(〒604-8091京都市中京区御池通寺町東入ル)
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色には香を想起させるものがある。
しかし滝口氏の創る多くの作品は、渋い土色や鉄色をしている。フォルムも柔らかい曲線で、どこか取りや動物を思わす処もあるが、やはり抽象的である。
何れも受けいるには五感を瞬間全開にするかの必要を迫られる。そうして活性化された脳の中に時間と共に落ち着く。
それはまるで多くを語らずとも理解を深めるいかにも日本的なものともいえる。
しかし展覧会場で出会う作品が後日届くと、そこには作品題名などが所狭しと箱一杯に書かれているではないか。
作品は、激しい主張を持つ氏の秘めたる静寂の姿であった。
このたびの展覧会は、箱書きに派生する魅力をクローズアップしたものであり、氏の側面に宿る芸術を観る企画です。
ご φ30㎝
【御売約済】
絶侘霊素 37×117㎝
【御売約済】
一期一会 7×50㎝
【御売約済】
いつの頃に手に入れたのかも不明な和紙たちと各地で思い出と共に入手した鳥の羽、竹、動物の毛などの筆と端渓の硯で丹念に磨り上げられた松煙墨とそして唐詩選、それに触発された言葉とがであった。
和紙が墨をどんどん吸い込むのを楽しむうちに、言葉の意味を超えて黒の軌跡が残った。
滝口和男
お問合せは、電話 075-255-2232、FAX 075-255-1786、メールにてお申込下さい。
くう φ19㎝
あでやか 26×30㎝
「一樹之蔭」 19×78㎝
花とは一体何なのか植物の総体を示すのか人の世の比喩なのか 花の造形は神のもの、一度大地から切り離されれば単にものと化す。
たとえ切花になることを前提に栽培されたとしても遺伝子組み換えの 果てに作り変えられた花でさえも神の手を現す。
毒々しく人工的に色づけされた花が記念日を彩る道化師になっても 岩陰に密かに生まれて慈しまれた花が愛の伝道師になっても娼婦と貴婦人も各々棲む世界は違っても花は花、 蜜蜂にとっても。ここに一人の花の語部がいる。
花とは一体 36×36㎝
白砂青松 φ3.8 h7.5㎝
1953年(京都生)
作品リスト・価格等はメール、又は電話 075-255-2232 までお問合せ下さい。
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