池西 剛 展 -黒の新境地-
黒高麗角徳利( 8w × 12.5h )
黒高麗酒盃( 6.1w × 4.9h )
私が最初に購入した池西氏の酒盃は黒高麗であった。
黒は一般的に卓前のアクセントとしてよく似合う。
一方、男っぽくて硬派な印象の強い黒は地味すぎて文字通り色気が無いが故、装飾性を排したフォルムや釉薬との関係によるシンプルな味わいとしてのチカラが問われる。
今年の黒に熱中した仕事は池西氏自身のなかで、新しく気づくこと、それを具現化することが出来たと言う。その意味でまさに新境地としての黒をものにされた心境であろう。
稀代の手業を持つ氏の仕事の深まりは、この時代に生きる私たちの宝である。
※資料・カタログご請求下さい
刷毛目黒茶? ( 13.6w × 8.5h )
黒高麗片口( 15w × 5.7h )
黒高麗松皮菱鉢( 16w × 5.6h )
黒高麗注壺( 12.6w × 8.5h )
開催概要
池西 剛 展 -黒の新境地-
- 日時:
- 12 月 2 日(日) ~ 12 月 15 日(土)
会期中無休
作家在廊日:12 月 6 日(木)・ 7 日(金)・ 8 日(土) - 会場:
- 京都・蔵丘洞画廊(〒604-8091京都市中京区御池通寺町東入ル)