絵と人に出逢う
2006年10月2日
京の中心街、室町通りは繊維商社が集まる。
此処にこの度、現代染色作品の常設美術館“清流館”が開館しました。
一般に『染め』は、私達の生活の中で最も身近なアートとして知られますが、着物や洋服などの図案とは別に、絵画と同列のパネル形式により、絵画と同視点での芸術評価を問う現代作家の作品を展示してあります。
絵画は、麻や絹、紙などの上に絵の具を乗せて描くものですが、『染め』はその素材そのものを変化させた表現という処が他の分野と異なります。
独特の技法から生まれる日本の表現を、日本のふるさと京都で鑑賞いただきたいと思います。
蔵丘洞画廊主人敬白 2006.10.2
『染・清流館』 平成18年10月3日オープン
京都市下京区室町通錦上 明倫ビル6F