切り替え手続きに想う

2023年5月10日

マスクは解禁になり、薫風の好季節ですが、黄砂はどうでしょうか。

細々画廊を続けることにしまして、漸く法人から個人への様々な切り替えが片付きそうですが、ほんとにこの手続きの多さに閉口しました。

公安委員会への資格申請(変更は出来ない)、車の所有権や保険移転、お客様のカード決済にご利用いただく加盟店切り替え、百貨店取引コードの譲渡契約、ビジネスフォンのリース切り替えと権利譲渡、新幹線乗車のEXカードの登録切り替え、海外オークションなどのネット情報契約切り替え、取引銀行へ閉鎖登記後の口座解約手続きと個人事業口座の開設、運送会社の支払い口座変更に至るまで細々した手続きには総会議事録まで必要となるものもあり、法人設立の簡単さに比べ閉鎖するということの煩わしさは思いもよらないものです。

こんなことならわざわざ個人にする必要もないかと思うくらいでしたが、20代で創業した際は個人事業として始め、終盤期を迎えたら当然の処置と決めていましたのでやるしかありません。
そういえば融通利かない頑固おやじは禿げた年寄りのイメージ、御多分に漏れずの容貌になりましたが、結構若いころから計画通り進めないと気が済まないところがありました。それによると82才で没の予定です。あと10年たらずをどう楽しむかは予定表に詳しくありませんので、此れからが融通の見せ所でしょうか。